1日目 はじめてのフィンランド<ヘルシンキ>
約9時間半のフライトを経て、ようやくフィンランド。うれしくて、うれしくて入国審査中もずっとにんまりしてしまう。早く街へ行きたいよ〜!
思っていたよりもコンパクトな空港。迷わなくて助かります。
空港からは電車に乗ってヘルシンキ中央駅へ向かおう(簡単だ〜!)と思っていたのもつかの間、私と同じような旅行客が乗車券売り場の前で困惑した表情で立ちすくんでいる。そして首をかしげて立ち去る。私の番。???ハテナ???英語モードに切り替えてみているのだけれど、何をどう買えばいいのかわからない。今回はガイドブック置いてきたからな〜!なになに・・・支払いはカードのみ!そうか、そういう国なのか。
案内所のお姉さんに言われるがままに乗車券購入。
これが正しいチケットなのかさえ分からない。新鮮✨
ヘルシンキ、はじめの一歩!
ヘルシンキ中央駅
今夜の宿であるユースホステルへは、Tram⑤ に乗って、Mastokatuで下車するらしい。でもどこから乗るのかな〜?ちょうど素敵女子二人組とすれちがったので乗り場を訊ねる。お二人にも馴染みのない駅のようで、すぐにi-phoneを取り出して場所を確認してくれる。なんて親切なの!そしてこれは最初で最後ではなく、その後も、次から次へとこのような人たちに巡り会うのでした。
いざトラムに乗車!と思いきや、はてな?乗車券はどこで買うのかな?
またまた聞いてみると、どうやら中央駅のキオスクまたは車内で運転手さんから買うらしい。駅まで戻るのは面倒なので車内で買うことにする。
真面目な日本人のわたし。トラムに乗り込んですぐ、停車した時を見計らって運転手さんへと歩み寄ります。
「あの〜、Mastokatuまでのチケットを買いたいのですが」と10ユーロを出すと、
「現金じゃ買えませんよ。クレジットカードのみ購入可能です。」
(この国では、現金は役に立たないの!?)
そしてしばらくトラムに乗っているうちに新たな疑問が浮上。
(あれ?時折カードをピッと読み取らせている人たちもいるけれど、ただ乗り込んできて、そのまま降りていく人たちもたくさんいる!乗る時も降りる時も乗車券を確認する人がいる風でもないし、車掌らしき人が車内にいるわけでもない。どうなってるの?無賃乗車容認なの??!)
街並みに溶け込むトラム。滞在中、疲れるとトラムに乗って「座りながら観光」を楽しみました。好きなところで降りて、また乗ってのくりかえし。